車検を受ける業者選びについて

車検はどのくらいの費用がかかるのか?

車検はどのくらいの費用がかかるのか? 車検には「法定費用」と「車検基本料金」の2種類があり、法定費は税金や保険会社に払う保険料です。
これは登録した年から何年経過しているか、車種などによって金額が決まっています。
たとえば自動車重量税は車両の重さや環境性能などにより金額が決まっていて、どの店で頼んでも金額は同じです。
また公道を運転するには必ず自賠責保険加入が義務付けられており、次回車検までの保険料をまとめて払います。
エコカーの軽自動車の場合だと、自動車重量税は5000円、次回まで24か月なら約2万円の自賠責保険、そして印紙代として1100円~1400円程度がかかります。
法定費以外にかかる「基本料金」の1つに、法定24カ月点検(56項目)かかる点検技術料があります。
検査を通すための整備に必要な整備技術料は、部品交換や修理などの料金が発生する場合もあります。
さらに事務手数料などもかかりますが、これらの料金は依頼するお店によって金額が異なります。
ディーラー、車検専門店、ガソリンスタンドやカー用品店など、お店それぞれに得意分野や金額の差があるので、比較検討して選ぶといいでしょう。

車検を安くできる業者の見極め方は2つのポイントが重要

車検を安くできる業者の見極め方は2つのポイントが重要 車検を提供している業者の中でも、安く利用できる業者には2つの特徴が存在します。
まず、無駄な作業を省いているという点です。
多くの業者では、車検を行うときに納車のための営業を行ったり、引き取りを行うサービスを利用できます。
しかし、こういったサービスには付加価値的な料金設定がありますので割高になります。
一方で、顧客が自分から納車をして引き取りにやってくる場合には、その部分のコストをカットできますので安い料金で利用できます。
業者が無駄な部分を省いて作業をするほど、その分料金面で得ができるのでこの点は重要です。
また、自社工場を完備しているところも安く利用できる傾向があります。
自社で十分な設備を整えている場合には、下請けなどでの中抜きが無くなるからです。
余計な中間マージンが存在しないので割安になります。
実際に、自社工場があれば作業時間も短くて済むようになるので、預ける方としても短時間で自動車を返還してもらえるためお得です。